差入屋が届ける希望とは

公文書が廃棄されたのは、政治家に不都合だったからと財務省、島岡美延です。この国は「罪を問われる人と問われない人」が恣意的に決められるようになったのか。

刑務所や拘置所に収容された人に差入を代行する「差入屋」を知っていますか? 面会に行けない人に代わって面会の代行も。映画『金子差入店(16日公開)』をご紹介します。

叔父の星田(寺尾聡)から引き継いだ差入店を営む金子真司(丸山隆平)は、店舗兼住宅で妻・美和子(真木よう子)、10歳の息子、星田と暮らしている。ある日、息子の幼馴染の少女が殺害される事件が起き、犯人・小島の母親から差入と手紙の代読を依頼される。小島との面会を繰り返すうち、「何のために殺したか」という疑問と怒りに身を焼かれる真司。また、拘置所には毎日のように「自分の母親を殺した男」との面会を求める女子高生がいた。二つの事件と向き合ううち、金子の過去が浮かび上がり――。

あやまちの数だけ希望を届ける差入屋。無縁でいたい存在だけど、大切。