2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

古民家でひと夏を過ごした少年は

今日も寒さ対策必須の雨の土曜日、島岡美延です。4月並みに下がった気温は、明日6月からまた夏日近くまで上がりそう。 夏の間だけ未知の場所で過ごしたという経験、ありますか? 映画『くまをまつ(6月7日公開)』をご紹介します。先日のラジオに長編デビュ…

あなたの「いま、この時」は

いきなり季節逆戻りの雨の一日、島岡美延です。 天気予報はできても、人生の予測は難しい。映画『WE LIVE IN TIME この時を生きて(6月6日公開)』をご紹介します。限りある時間を生きる男女の物語、ってなんとなく予測できます? これはそれを裏切る108分。…

脚本家・足立紳の自宅で撮影

東京高裁は、警察・検察捜査を再び違法と認定、島岡美延です。国家権力が罪を捏造し、無実の者を逮捕――、この国で起きたこと。 多くの人が自分の身に起きるとは思っていない出来事かもしれないけど、こちらは? 映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい(30日…

イギリスの実話、横須賀を舞台に

兵庫県知事は今月受けた研修で何を学んだのか、島岡美延です。昨日も「指示したという認識はない」と、また指摘を認めない主張。 何を言っても通じない、認知症を巡る切ない物語――。公開中の映画『父と僕の終わらない歌』を観て、しばらく席を立てないほど泣…

故郷を失った海鳥、新天地で

まぶしすぎる大の里の横綱昇進、島岡美延です。初土俵から13場所目で決定とは、入社3年目の若者がトップの座へ? 桁違いの才能を持つ大谷選手と大の里、笑顔の二人、なんとなく似ているような。 桁違いの権力を持つ人が使い方を間違っているとしか思えない米…

オーチャードホールで白鳥の湖

しばらくは外に洗濯物を干せそうな週明け、島岡美延です。 昨日はコロナ禍前以来の渋谷のBunkamuraオーチャードホール。シアターコクーンなどは長期休館、東急本店は解体中の渋谷。公演時のみ、Bunkamuraらしい賑わいに。熊川哲也K-BALLET TOKYOの『白鳥の湖…

大地真央、ある女性の生涯を一人で

ハーバード大学から留学生を締め出す米大統領の措置を地裁が差し止め、島岡美延です。日本学術会議の任命問題に関する行政文書の開示を求めた東京地裁。司法こそ、国の暴走を止める存在。 戦前、戦中、戦後を生き抜いた女性の強さ。公開中の映画『ゴッドマザ…

母、娘、孫まで、その記憶と葛藤

この週末も空模様にやきもき、島岡美延です。運動会、イベント、少しひんやりもしそう。 人生のある時期の秘密を抱えた女性の晩年は――。映画『秋が来るとき(30日公開)』をご紹介します。カンヌ国際映画祭やベルリン映画祭の常連でもあるフランスの名匠フラ…

孤独な少女はマリリン・モンローに

ひんやりとした朝、島岡美延です。日々の変化についていくのが大変。 昨日は沖縄を撮り続けた女性写真家、今日は「撮られる側」、時を越えて愛される女優のドキュメンタリー。映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた(30日公開)』をご紹介します。 男性たち…

映画館の最期を撮影したのは

大阪地検元検事正の直筆「口止め手紙」に衝撃、島岡美延です。組織を壊すなという脅迫、被害女性が受けた恐怖にまた言葉を失います。 沖縄返還は1972年5月15日、戦後復興期の1950年に建てられ、地域文化を担った沖縄最後の木造映画館、首里劇場。その最期を…

邦画初、ヴェネツィア、オールロケ

失言撤回するも反省見られずの農水大臣更迭へ、島岡美延です。7月には参院選、特権を得たり地盤を守るためじゃない議員の誕生を。 海外視察で観光気分の議員も多いけど、誰もが憧れる地、イタリア・ヴェネツィアで邦画初のオールロケ。この人には仮面の街が…

霧深い森に生きる、あの存在?

昨夜の涼しさから一転、各地で今年一番の暑さ予報、島岡美延です。真夏日どころか猛暑日予想もあるって、まだ5月。 昨日は縄文時代に関する本をご紹介しました。その時代に生きる人間ならではの知恵と工夫に満ちた私たちのルーツ、縄文人。こちらは祖先とい…

縄文時代の「定住」を想像する

梅雨入りが全体的に早まるのかしら、島岡美延です。 縄文時代の人々も雨の多い時期や暑さ、寒さの循環を知っていたはず。図書館の阿部芳郎編著『縄文時代を解き明かす 考古学の新たな挑戦』(岩波ジュニア文庫)は色々読んできた縄文関連本の中でも興味深い…

東京バレエ団のジゼル、連日鑑賞

真夏日も出そうな蒸し暑さ、島岡美延です。今年の夏もどんな暑さになるのかしら。 先日は歌舞伎、今度はバレエ、今週は芸術鑑賞の日々。東京文化会館で東京バレエ団『ジゼル』(本日まで)を続けて観てきました。配役の違いからどうしても2回行きたかったの…

ウソとホント、見分けられる?

朝からの雨が続きそうな土曜日、島岡美延です。 天気予報は必ず知りたい情報、ただ「知らなくてもいい情報」の海で漂い続けていませんか? 図書館の山脇岳志著『SNS時代のメディアリテラシー ウソとホントは見分けられる?』(ちくまQブックス)、著者は元朝…

歌舞伎座、年男の親子の襲名

昨日買ったお米はほぼ前回と同じ値段、島岡美延です。5㌔4000円を切る日はもうこない? 10年前の値段は覚えてなくても、この年月を確実に感じたことが。2013年に生まれ変わった歌舞伎座、久々に『團菊祭五月大歌舞伎』(夜の部)へ。八代目尾上菊五郎と六代…

服装も姿勢の印象で変わる

ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の訃報、島岡美延です。ドキュメンタリー映画で見た彼の質素で幸せそうな自宅。「貧乏とは無限の欲があり、満足しない人」と語り、「質素」とは違うことを実践して教えてくれた89歳の生涯。在職時の給与のほとんどを寄付し…

今の状況から逃げるために犯罪?

各地で夏日予想の五月半ば、島岡美延です。「五月病」という言葉は昔からあったけど、その要因はより複雑化。 「誰でもいいから」と84歳の女性を殺害して逮捕された15歳は、「複雑な家庭から逃げるため、少年院に行きたかった」と。家出を繰り返し、「継続補…

酪農のこと、もっと知ってみると

不満の矛先が無関係の人や複数の家族に向けられる事件がまたも、島岡美延です。川崎のストーカー被害からの事件を含め、最悪の結果になる前になぜ防げなかったのか。 今、手を打たないと、ということは山積み。先日読んだ『猫と考える動物のいのち』と同じ、…

ぶつかり合った二人の女性は

朝の雨が上がれば晴れ間も出そうな月曜日、島岡美延です。少しずつ蒸し暑さが高まる季節。 晴れた日より、雨こそ愛おしくなるような物語。今年の本屋大賞、阿部暁子著『カフネ』(講談社)を知人から借りました。タイトルは「愛する人の髪にそっと指を通す仕…

差入屋が届ける希望とは

公文書が廃棄されたのは、政治家に不都合だったからと財務省、島岡美延です。この国は「罪を問われる人と問われない人」が恣意的に決められるようになったのか。 刑務所や拘置所に収容された人に差入を代行する「差入屋」を知っていますか? 面会に行けない…

より美しく、の願いが暴走!?

梅雨入りはまだ先だけど雷雨などにも注意の土曜日、島岡美延です。 雨も暑さも激しさを増す昨今、これも行き過ぎると大変! 映画『サブスタンス(16日公開)』をご紹介します。アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞、女性のコラリー・ファルジ…

事実無根の罪、その人生は

昨日は小学校で暴れた男たちの逮捕、島岡美延です。安全と信じたい電車や学校で突然の凶行、現場の恐怖はどれほどか。 これらの事件の動機はわかりません。一方で「冤罪」に苦しむ人も。映画『事実無根(10日公開)』をご紹介します。実在するカフェが舞台、…

東南アジアで「ひとりNGO」として奮闘

メトロ南北線で切りつけ事件、島岡美延です。GW中に相次いだ飲酒運転事故、この社会の安心安全は? もっと大変な社会を変えようと奮闘した人がいた――。映画『OKAは手ぶらでやってくる(10日公開)』をご紹介します。東南アジアで「ひとりNGO」として活動し、…

カエルの声で「いのち」を考えた

連休明けはまた気温上昇、島岡美延です。学校や職場に行きずらい人が増える時期になります。 先日出かけた生田緑地の岡本太郎美術館、途中で久しぶりに多くのカエルの声を聞きました。ちょうど読んでいたのが図書館で借りた、木村友祐著『猫と考える動物のい…

パディントン、ジャングルで大冒険

連休最終日は多くの地方で雨、島岡美延です。長い旅から戻った皆さん、そして何よりも、働き続けてくれた皆さん、お疲れさまです。 このクマも大いなる旅へ――。映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密(9日公開)』をご紹介します。クマだけど中身は紳士、英…

太陽の塔、もっと知るには

立夏でもある『こどもの日』、島岡美延です。大阪・関西万博は昨日で関係者含め200万人が来場、一方で万博記念公園に「間違って来る」人も多いとか。 1970年大阪万博の大屋根から突き出た太陽の塔。あれがなかったら、55年前の万博はこれほど語られなかった…

「底が抜けた国」で生きる

50年後の『みどりの日』はどんなかしら、島岡美延です。 「50年後」の人が読んだら、とのあとがきは、山崎雅弘著『底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?』(朝日新書)。特に2012年の第二次安倍政権以降、この国の「歴史」は何を変えてきた…

タミル語でSFポリティカルアクション

昨夜の暴風雨に驚き、今朝はよく晴れた戦後80年の憲法記念日、島岡美延です。でもすっきり晴れない気分になるのは、この国の民主主義の行方? 昨日から公開中の映画『政党大会 陰謀のタイムループ』をご紹介します。政治家が演説中に狙われる事件は昭和や令…

認知症の祖母を演じる研ナオコ

四連休を前に本降りの雨予報の金曜日、島岡美延です。 GWは久しぶりの再会を楽しみにしている人も多いでしょう。これは家族に会いたくなる物語。映画『うぉっしゅ(2日公開)』をご紹介します。永六輔の孫で初長編『安楽死のススメ』も公開中の岡﨑育之介監…