社会活動が発達した縄文時代の人々は

今も13万人が行方不明というメキシコ、島岡美延です。W杯開催国で苦しむ人々の存在も忘れずに今日、チュニジア戦。

遠くまで歩いて移動、新たな人々と交流し、モノは列島に広がった…。未知への意欲がよほど強い人々が生きていたのか。今よりずっと、「自分で考え、工夫しないと生きていけない」縄文時代って――。

『地図でスッと頭に入る縄文時代』(昭文社)を読みました。監修は講演も聞いたことがある山田康弘氏。『北海道・北東北の縄文遺跡群』が世界遺産に登録された2021年の出版、オールカラー、地図も写真、イラスト満載。

多くの人がイメージする縄文土器=火焔型土器や国宝の土偶〈縄文のビーナス〉などが登場した「縄文中期」(5470年前~4420年前)が最も人口が多く、26万人。文字は残ってなくても「縄文語」でコミュケーションしたはず。獲物の「年間カレンダー」を把握し、美味しい時期もわかって調理法も工夫。

ゆるやかな階層はあれど世襲はなく、富権力は集中せず。津波の恐怖を知り、高台で暮らした…。今こそ、縄文時代に学ぶべし。