日本の文化がタブーだった頃の大邱で

台風6号の大雨でも新聞が届けられることに感謝、島岡美延です。でも紙面には「配達の遅れのお詫び」…、社会がもっと寛容になったほうが、誰にとっても暮らしやすいはず。フジテレビのドラマ『銀河の一票』のセリフが毎回、心に刺さります。

ここでは日本の文化がタブーとされていた時代が――。映画『君と僕の5分(5日公開)』をご紹介します。韓国独立映画で初めてJ-POPを題材にしたのは新鋭オム・ハヌル監督。

2001年、韓国で最も保守的な街、大邱(テグ)に転校してきた高校生ギョンファンは、当時まだタブーだった日本の音楽やアニメの大ファン。昼休みに日本の楽曲をMP3プレイヤーで聴き、「オタク」とからかわれるが、隣の席の学級委員ジェミンも実はJ-カルチャー好きと知る。イヤフォンを分け合ってJ-POPを聴き、次第に距離が近づく二人。放課後、CDショップや映画館に出かけるうち、ギョンファンがある秘密を告白すると、ジェミンの態度が一変する――。

globeの「DEPARTURES」「FACES PLACES」が挿入歌。